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いつもありがとうございます！
量子力学コーチの高橋宏和です。
今回は、「禅から学ぶ夢の叶え方」についてお伝えしたいと思います！
「とらえる」と「放す」
皆さんは、「把住放行（はじゅうほうぎょう）」という言葉を聞いたことがありますか？
「把住放行」とは禅の教えで、
- 「把住」は、とらえること
- 「放行」は、放すこと
を言います。
つまり「把住放行」は、「とらえること」と「放すこと」は２つで１つである、ということを教えています。
2つで１つということは、「とらえること」と同じくらい「放すこと」が大事ということですね。
ところが、どうしても人は「とらえる」ことばかりに意識が向きがちです。
例えば、お金を稼ぐことや増やすことなど、お金を「とらえる」ことを考える人は多いですが、お金を「どう使うか？」「何に使うか？」といったように「放す」ことはなかなかできていません。
また、本を読んだりセミナーに参加したりして新しい知識を学ぶ人も多いですが、知識を増やすばかりで「とらえる」に偏りがちです。
とらえた知識を放すには、実際に行動したり人に教えてあげたりするなどのアウトプット（放す）が必要ですが、これもなかなかできない人が多いものです。
それから、心も同じですね。
何か出来事が起こった時、「自分は今悲しいんだ」「自分は今嬉しいんだ」というように自分の感情をしっかりと「とらえること」は比較的できるものですが、「放す」ことができない人が多いのです。
感情というのは、絶え間なく自分の前を通り過ぎていこうとする現象に心が反応して感情が芽生えます。
電車に乗って車窓を見ると景色は次々に流れていくように、本来は現象も感情も流していくものですが、
その感情をいつまでも追いかけていては放すことができません。
ですので、大切なことは感情をとらえたら放してあげること。
放すまでしっかり行うことなんです。
放せば、循環が生まれる
目の前に現れる現象も世の中の動きも刻一刻と移り変わっていきますが、「放す」ができないと自分だけが取り残されてしまいます。
だからこそ、「放す」ということをしつこいくらいに意識してみてほしいのです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、意識していくうちにだんだんコツが掴めてきます。
そうやって「把住放行」がしっかりとできるようになれば、循環が生まれてきます。
呼吸によって新しい空気を取り入れ不要な空気を吐き出すように、自分自身のエネルギーや心がちゃんと循環していれば、今の自分にとって必要な物事が自然と入ってきます。
また、今の自分にとって不要なものも見極める力もついていきます。
量子力学の世界には、特殊相対性理論の「E＝M×Cの２乗」という公式があります。
これは、ざっくり言うと「エネルギー＝物質」ということを表しています。
つまり、見えない世界のエネルギーが現実世界に物事として現象化され、現象化された物事は再びエネルギーとして送り出すことができるように、
目に見えない世界も循環しています。
このように、「放す」ことは循環を生み出すためにも大切なことなのです。
夢を実現する人は「放す」が上手
そして、ここから大事なことですが、夢を実現できる人は「放す」ことがとても上手です。
反対に、夢がなかなか実現しない人は「放す」ことができていません。
どういうことでしょうか？
叶えたい夢があるのなら、まずはそれをしっかりと潜在意識に届けることが必要です。
「自分は本当は何をしたいのか？」「自分は本当は何がほしいのか？」を潜在意識がとらえるまで、しっかりと届けること。
それが「とらえる」に当たります。
では、「放す」は何かというと、潜在意識を１００％信じて「お任せします」という気持ちで過ごすことです。
「絶対にこうなりたい！」と執着してしまうと、「今はまだそうじゃない」という不足の意識を潜在意識に刻んでしまいます。
しっかりイメージして「こうしたい」と潜在意識にオーダーしたら、「１００％そうなるのだから！」と腹を括る。
これがものすごく大事です。
大事なのですが、自分の潜在意識を信じてあげないとできません。
「本当に叶うのかな…」と疑っていると、その意識も潜在意識に刻まれてしまいます。
とはいえ、願った時点の何もない状態で「必ずそうなる」と確信することは難しいものですよね(⌒-⌒; )
ただ、覚えておいてほしいのは、何かを願った時点でそのイメージはすでに存在しているということです。
なぜなら、宇宙に時間は存在せず願った未来も同時に折り重なって存在しているからです。
ただ、夢を実現した未来はすでにあるのですが、この現実世界に現象化されるまでには「タイムラグ」があります。
このタイムラグの間をいかに過ごすかが、夢を実現できるか、実現できないかの分かれ道にもなります。
夢を実現できる人は、その夢が必ず来ることを確信し、潜在意識に任せることができています。
この状態が、「放す」です。
ただし、勘違いしてはいけないのは「潜在意識がやってくれるから何もしなくていい」というわけではないことです。
ふと「こうしてみようかな…」と感じたら、それは潜在意識の合図だと思って、なるべく行動してあげてください。
せっかく潜在意識が夢の実現に向けて「こうしたらいいよ」と教えてくれているのに、「いやいや、そんなんでうまくいくわけないよね⁉︎」とか「こうしないとダメだよ！」などと固定概念に囚われているとうまくいきません。
そもそも潜在意識には「こうしなければいけない」という概念はありません。
例えば、「幸せになるためには良い大学に行かないと！」という気持ちで大学を選んだりしますが、それは顕在意識での判断です。
仮にその大学に落ちてしまったら、ひどく落胆したり立ち直れなかったり、「思うように行かない」と嘆いたりしますが、それは顕在意識で考えているからです。
一見すると「大学不合格」は失敗のように見えるかもしれませんが、実は別の大学へいくことが理想の人生への近道ということを潜在意識は知っているのです。
だからこそ、「〜でなければいけない」などの固定概念、いわば自我に囚われることなく、ふと感じたことを頭で考えずに行動してみることが大切です。
そしてその行動が「潜在意識を信じている」と潜在意識に刻むことにも繋がります。
誰でも、自分の固定概念や常識から外れたことをするのって怖いものですよね。
でも、行動しないと結局は何も変わりません。
だからこそ、いつでも身軽に行動できるように意識をクリアにしておくことも大事です。
そのためにも、色々なことをジャッジするのではなく、ニュートラルを心がけることです。
自分がニュートラルで真っさらな状態であれば、潜在意識は自分が思っている以上に強力な味方になってくれます。
潜在意識と仲良くなれば、夢を叶えるのは意外なほど簡単です😊
だから皆さんも、「自分は本当は何がしたいのか？何がほしいのか？」を潜在意識にしっかりと届けてあげてください。
そうしたら、あとは潜在意識さんに全幅の信頼を寄せて、二人三脚で、夢の実現までやるべきことを淡々とやっていってくださいね。
それでは、今日も良い1日をお過ごしください！(^-^)/
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