情報と知識の違いはわかりますか？

情報と知識の違いはわかりますか？

情報とはデータの集まりです。

たとえば、

◆富士山の標高は3776メートル
◆平安京は794年につくられた
◆鎌倉幕府1185年につくられた

　実際に子供の頃に習った
『1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府』は
『1185(いいはこ)作ろう鎌倉幕府』に変わってしまったそうです。

いつのまに、、、😭😭😭
これらは「情報」です。

一方で【知識とは人生に役立つ情報】です。

たとえば、　

◆身体に良い食べものは『まごわやさしい』

　ま•••豆類
　ご•••ごま
　わ•••わかめ
　や•••野菜
　さ•••魚
　し•••しいたけ・しめじ
　い•••いも類

日本の学校教育は、どちらかというとあまり人生に役立たない情報教育が中心になっているのではないでしょうか？

・富士山の標高は3776メートル
・794年に平安京はつくられた
・円周率は3.14159….

を丸暗記しても果たして人生に役立つでしょうか？

高校生のときイギリスのアメリカンスクールに通っていたのでわかるのですが、海外の学校の数学の計算は関数電卓を使うのが当たり前です。

しかし、日本の学校では暗算、筆算が当たり前。
社会に出たら電卓が当たり前。。。
一体、暗算、筆算は本当に必要だったのでしょうか？

さらに、情報過多の時代に何かが正しくて何が間違っているかわからなくなっています。

情報には0次情報、1次情報、2次情報、3次情報…があります。

テレビや新聞などの情報は２次情報以下、
SNSやウェブなどの情報は３次情報以下の情報で蔓延しています。

0次情報は事実ですが
その情報を聞いた方が解釈すれば1次情報になり
事実が歪曲されたり、省略されたり、一般化されている可能性があります。

一度伝言ゲームをやると
いかに正確な情報を聞いて
正確に情報を伝えることが
難しいことがわかります。

最近、変な噂話や都市伝説が蔓延していますが、
事実を確認せずに噂話や都市伝説を信じてしまう人がいるようです。

情報を得たときはそれが直接当事者から聞いた0次情報でない限り
はじめから鵜呑みにしない方が良いでしょう。

情報を得たときは、それが0次情報かどうか確認し、
事実確認することをおすすめします。

『信じるな，疑うな、確かめろ。』
『百聞は一見にしかず』といいますが、

情報を聞くより目で見て肌で感じて確認しない限り、はしめから信じない方が良いでしょう。

情報に左右されると
パンデミックではないですが、
インフォデミックに感染します。

◆情報の出所をきちんと確認する。
◆一方的な情報は鵜呑みにしない。
◆自ら目でみて肌で感じてから判断する。
◆偏見、思い違い、勘違いがないか確認する。
◆情報の信憑性を確認する。
◆エビデンスや証拠を確認する。

情報に操られ、洗脳されないように正しい情報、
正しい知識を身につけることを意識した方が良いと思います。

「事実」「真実」「真理」は違います。
事実は大元の情報であり、0次情報。

『事実は一つ。解釈は無限』
解釈の数だけ真実はあります。

たとえば、雨が降るという現象は
日照りの強さで汗をかいていた子供たちとっては
天から突然降る恵みのシャワーと解釈し、
『雨が降ることは喜びである』が真実かもしれません。

これから遠足にいく子供たちにとっては
天から降る雨は楽しみにしていた遠足を延期させたと解釈し、
『雨が降ることは苦しみである』が真実かもしれません。

一方、真理は普遍的なもので、

たとえば『すべての物質の間には引力が働いている』など万有引力の法則は、誰が確認しても変わらない普遍的なものです。

まとめると、

◆事実：実際に起こった事柄（現場重視）
◆真実：起こった事柄に対する解釈（解釈重視）
◆真理：普遍的に正しい事柄（理論重視）

何か起きた出来事に対して、
それが、事実か、真実か、真理か一度冷静に考えた方が良いでしょう。

テレビや新聞、噂話は真実だけど事実ではありません。
だから同じ事件でも報道番組や新聞社によって解釈が変わり
内容が異なるのです。

歴史書は真実だけど事実ではありません。

だから
『1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府』は解釈によって
『1185(いいはこ)作ろう鎌倉幕府』に変わってしまったのです。

【事実は一つ。解釈は無限】

あなたは事実を信じますか？
あなたは真実を信じますか？
あなたは真理を信じますか？

是非、ご意見あればコメントくださいね

P.S.
寒川神社に行って参りました！
皆さまも行かれたことありますか？